耐震構法 SE構法

SE構法とは

SE構法は、木のやすらぎと鉄骨の強さを併せ持つ木骨ラーメン構造です。今までの在来木造では不可能だった、広々とした吹き抜け空間や大きな開口窓や出入り口を実現します。またその優れた強度は、木造三階建て住宅も安心して建てることができます。長期優良住宅対象のため、国の補助を受ける認定申請を受けることができます。

骨組みの強さ

骨組みの強さ

頑丈な柱と梁で建築を支えるラーメン構造。木造建築にこの構造を取り入れ、さらに強さを増したのが「SE構法」です。強度や品質に優れた「集成材」で出来た柱と梁を、丈夫な「SE金物」で剛に接合することで、構造計算プログラムで検証された、揺るぎない強度の骨組みを実現しました。壁だけで建築を支えるのではなく、骨組み全体で建築を支えるので、高い安全性を確保したまま、柱や間仕切り壁の少ない、開放的な大空間を実現することが出来ます。

柱脚の耐力は、従来の約9.5倍

柱脚の耐力は、従来の約9.5倍

SE構法は、阪神淡路大震災の経験から、土台から柱が抜けないように柱と基礎とをSE金物で強固に接合する方法を考案しました。その耐力は、実に従来の工法の約9.5倍。地震など、横からの力による引き抜き現象に対して圧倒的に強い性能を持つ柱を実現させています。

集成材の強度は、無垢材の約1.6倍

集成材の強度は、無垢材の約1.6倍

自然素材の無垢材は、強度にばらつきがあります。そこでSE構法では、使用木材にエンジニアリングウッド(JAS構造用集成材)を採用しました。素材となる木材の強度を1枚ずつ測定することで安定的な強度を保ち、ねじれ、割裂、伸縮などの問題を限りなく減らします。

※同じ樹種の無垢材と構造用集成材

家族の成長に合わせた住み継ぐための家へ

家族の成長に合わせた住み継ぐための家へ

子どもが増える。2世帯暮らしになる。家族構成は次第に変わっていくもの。圧倒的な強度を誇るSE構法は、それ故に家の空間構成にも変化を持たせられます。
柱と梁で支える準ラーメン構造のSE構法では、構造躯体の強度はそのままに間仕切りや壁を取ったり増やしたりすることができ、部屋を増やしたり広いワンルームにしたりとライフスタイルに合わせて自由でフレキシブルな住空間を創造することができます。

安心と安全

「つくって壊す」ではなく
「良いものをつくり、長く大切に使う」時代へ

構造性能保証書
~引っ越しから10年。さらに最長20年まで~
SE構法では「長持ちする住宅」「資産としての住宅」という考え方を重視。SE構法で建築された住宅には、SE構法施工管理技士本人の手によって施工状況の証拠写真ならびに施工チェックシートによる「性能報告書」の提出が義務づけられています。安全性能が確認された住宅物件には構造躯体に対して「SE構法住宅性能保証書」が発行され、完成引渡し後から10年・最長で20年間、その構造品質を保証しています。

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